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5月がおわる〜〜(´Д`ι)アセアセ

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    ども。高校生のムスと進撃の巨人について考察するのが楽しい今日この頃、サンバ前川です。
    話が複雑であるのと、まだ明かされていない謎があるのでそこらへんを憶測を交えながら議論していると時間を忘れます。こういう時、ムスも根っからのオタク気質なのだなと遺伝の恐ろしさを感じます。

    さて、前述の展望をとりあえず叶えましたので、現在オフ活動のための原稿に勤しんでおります。オフ本の後記では直亜生のエロシーンについて消極的なことを書いていたんですが、自分が読者ならやっぱエッチなシーンも読みたいよな〜と心を入れ替えまして。ちょっと最近がんばってエロに力を入れ始めました。アングルがワンパタ―ンになりがちなので創意工夫が求められ、尚且つデッサン力も問われるエロシーンは大変難しいです。そして何ページも描き続けていると飽きます。そこを挫けず根気強く描き続けるのは修行に近いです。
    頑張った甲斐あってか支部ではいいねをこれまでになく(自分にしては)たくさんいただけたので及第点はとれたのかなと勝手に自己評価しております。
    読んで下さった方々、いいねブクマして下さった方々、またフォローに加えて下さった方々、どうもありがとうございます!目に見える形で反応があると今後の励みになります(´∀`*)

    次の本、色シリーズのタイトル「ピンク」にしようと思ってます!
    その前にイベント申し込まなきゃ!

    ☆拍手ポチポチいつもありがとうございます!元気の源ですw

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    なんとなく今後の予定を

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      ども、サンバ前川です。
      新学期がようやく始まりました(´ε`;)いやー今年の春休みは長かったな。しばらく漫画も描けない状況が続いたのでまたしても手先が鈍ってる気がします。インターバルとリハビリの繰り返しでなかなか絵が安定しないド下手の域を脱せない私ですが、これから夏に向けてぼちぼち活動再開したいと思ってます、よろしくお願いします。

      とりあえず近場の目標は支部用に漫画を1本描く、です。
      あと、10月のJ庭はもちろん参加予定ですが、その前に8月のCOMITIAにも出ようかなと考え中。それに合わせてちょっと薄めの新刊を出せたらな〜とか。
      コピー本でもいいくらいの部数しか作らないんですけど、前回やってみてやっぱり自宅プリントはコストもかかるし印刷の出来もそれなりなんで、オンデマンドに挑戦してみようかと思ってます。一度試してみて、いけそうだったら次のJ庭の新刊も。
      そんな感じのスケジュールで、たまに拍手お礼画面用に萌えイラスト更新できたら自分的には満足かも。そうこう考えてたらまた1年あっという間だなー(´Д`ι)

      余談ですが、支部の評価がいいねに変わりましたね!
      正直ホッとしてます、ていうか10段階である必要があるのかと常々友人にぼやいていただけに「そうだろう?」ってのが本音です。
      うちの読者様は皆さん温かい方ばかりで私自身は辛辣な評価をいただいたことはないんですが、知人が2次アカで☆1を付けられて酷く落ち込んで、しばらくは創作意欲も湧かなかったと。
      千も万も評価がもらえるような描き手さんならそれくらいのこと気にもならないんでしょけど、超マイノリティジャンルで長年好きで細々と続けている狭いキャパの中でそういうことされると、ほんと堪えるというか。たまたま開いて好みじゃなかった、つまらなかった、というなら無言でスルーすればいいだけの話で、わざわざそこで☆1を残す必要があるのかと。
      その心理は想像に難くないですけども。
      2次にはありがちなことなのかもしれませんし、気にする方がバカバカしいのかもしれませんが、やっぱり落ち込みますよね。
      なので今回の変更は、とても大歓迎なのでした!
      やっぱり大切な趣味の時間は快適な気持ちで楽しみたいですものねw

      ☆拍手・いいね・RT、いつもありがとうございます!

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      J庭、終了しました!

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        ども、J.GARDENを無事に終え、燃え尽き感で軽く脱力中のサンバ前川です。

        当日スペースへお立ち寄り下さった方々、ありがとうございます!
        また、本をご購入下さった皆様、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます!
        それから、声をかけて下さった方々、温かいお言葉をありがとうございます。すごくすごく嬉しかったです!

        「新刊を」と言って下さる常連さんが回を重ねるごとに増えてきて、直亜生を気に入っていただけたんだな〜と密かにじんわりしておりました。本を作りイベントに出るというのは環境的にも年齢的にもしんどく、かなり体力やらエネルギーがいることなんですが、それらが一気に報われる一日となりましたw
        新刊、楽しんでもらえてたらいいなあ。「今回のはイマイチ」とかだったら本当にごめんなさい。次はもっと上手く描けるようにがんばります!上手くなりたい!なので次もどうぞよろしくお願いいたします!

        あと余談ですが、イベントに出ていて最近になって気付いたことなんですが、サークルさんはお客さんが来ると椅子から腰を上げて接客されてるんですよね。そりゃそうか、作品を買っていただくんですから誠心誠意を込めて接客しないと…!しかしごめんなさい、私座ったままで(´Д`ι)いや決してエラそうにふんぞり返っているつもりはないんです。ただなんとなくそういう習慣で30年ほどやってきてしまったのです。近年では(とくに今回)腰痛も抱えておるんで今後もこのスタイルで続けたいと思ってます。ただし心はいつも平身低頭です!m(_ _)m

        ☆拍手、いいね、RT、いつもありがとうございます!
         なんのお返しもできず申し訳ありません。。SNSベタで…
         元気の源ですw

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        COMITIA119終了しました!

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          ども、サンバ前川です。

          年末から準備を重ねてきたCOMITIA119、昨日無事に終了しました。
          参戦された皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でございました。

          そして拙宅スペースへ足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございます!
          新刊、気に入っていただけたでしょうか、ドキドキ。全種まとめ買いのお客様におかれましてはご期待に添うことができたでしょうか、ドキドキ。
          最後のページまで隈なく目を通していただけたら本望です!
          そしてこれからもお付き合い願えたら幸せでございます!

          今回は入場前にティアズマガジンをゲットしまして、スペースでじっくりと捲らせていただきました。そして知った衝撃の事実…
          BLスペースすっげえ少ない。
          これまでアニパロとかBL畑でしか活動してこなかった自分の視野の狭さを猛省。オリジナルの世界にはこんなに非日常多種多様なジャンルが広がっていたのですね!
          コミティアにおいては少数派のBLで、本を手に取っていただけたのは本当にありがたいことなんだなと改めて感謝の気持ちを噛みしめております。ありがとうございます!

          次は3月5日のJ庭です!
          今回の新刊「WHITE」を始め全種在庫を持参します。
          どうぞよろしくお願いします!

          ☆拍手ポチポチ、いいね、RT、ありがとうございます!
           元気の源ですヽ(・∀・)ノ

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          COMITIA119の新刊情報

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            ども、サンバ前川です。
            こないだ中学時代の部活仲間の男子2人と新年会をやったんですが、長年ひた隠しにしていてバレていないと思っていた腐女子兼ヲタであることがとっくにバレていたということを知り、衝撃を受けました。
            いまさら取り繕うような相手でもないので開き直りましたけど、バレていないつもりで振舞っていたこれまでの自分が滑稽に思えて、しばらくそれで落ち込みました。アホやなあと。。
            2人ともサブカルに造詣が深い人種なので、まあだから今でも付き合いがあるんだけど、理解があるのが唯一の救い…地元にいる女子サイドに知られるよりはまだマシなような気がする( ̄◇ ̄;)

            さてさて、Twitterでもお知らせしましたが、無事に新刊入稿しました!


            「WHITE」B6サイズ・68ページ・カラー表紙・600円です!

            白がテーマなのでカラー印刷なのにとっても地味です。
            なので今回もお買い上げの方には別バージョン着色のポストカードをおまけにつけさせていただきます。どうぞもらってやってくださいm(_ _)m
            イベント終了後、通販とダウンロード販売の方も開始予定です。
            よろしくお願いいたします!

            ☆拍手・いいね・RT・いつもありがとうございます!
            Nさん>
            (レスご不要でしたが)メッセージありがとうございます。嬉しかったのでこちらでお礼を言わせていただきますね!
            これまで誰からも触れられたことのなかったデジタル漫画「シュガーベイビーラヴ」についてです。あれは元々5作連続掲載の予定でお仕事をいただいていたんですが、やんごとなき大人の事情で企画が途中で白紙になってしまい、2作止まりとなってしまったものなのです。続きを描く気満々でストーリーも考えていただけに自分としてもしょっぱい経験となりました。
            そのようなほぼほぼお蔵入りに近い作品ではあったんですが、今回Nさんに反応いただけてすっごく嬉しかったです!
            ここ、見ていただけてたらいいな〜

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            あけましておめでとうごさいます!

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              ども、サンバ前川です。
              年が明けて一週間たちましたが、改めまして本年もよろしくお願い申し上げます!

              昨年末の人間ドックで「1か月以内に要精密検査」という知らせを受けまして、正月明け早々腸の内視鏡検査を受けてきました。結果たいしたことはなかったんでホッとしましたけども。
              検査を受けるまでの10日ばかりは、「年明けたらペン入れ作業云々の計画が…もしかしたらイベントどころではなくなるかも?」…なんて悪いことばっか考えて、年末正月はおちおち酒を飲む気にもなれませんでした(σ´з`)

              いやーしかし想像以上にキツかったです、検査までの準備が。
              前日は朝昼おかゆで夜は具なしスープのみ。液体の下剤を前日夜から2リットル近く飲んで、当日は朝から液体下剤と水だけ…水も2リットルくらい延々飲まなきゃならなくて、しんどくてしょうがなかったです。
              自分はそんな状態でなにも食べられないのに、主婦なので家族のご飯は作らなきゃいけないから拷問ですよ。検査は午後2時からなんで朝も昼も断食。病院行く頃には空腹と下剤の効果でフラフラでした。近所の病院にしといてほんとよかった。

              まあ今となってはいい経験だったかなと(笑)
              歳も歳なんで、1回くらいはこういう検査を受けておいてよかった気がします。
              そしてなんとも(なくはなかったけど。ポリープその場で取ってもらった)大事に至らなくて一安心。これで心置きなく原稿に取り掛かれます!よかったあ〜〜

              新年最初の日記がこんなんですみません彡(-ε-;)彡

              拍手ポチ、いいね、いつもありがとうごさいます!

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              師走です…

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                ども、煎り大豆中毒のサンバ前川です。
                小腹が空くとポリポリポリポリ大豆を食べる姿にムスたちは若干引き気味です。

                今年もあと残りわずかであります。
                そろそろ家のことを真剣にやらないと年が越せないなーと思ってはいるのですが、まだなにも着手しておらず。
                心は大銀魂展、いつ行こうかな〜とかそんなことばっか。
                今年は銀魂最後だろうからジャンフェス絶対行くつもりにしていたんですが、一緒に行くつもりだった上ムスがまさかのダブルブッキングでドタキャンされてしまいまして…(´・ω・`)
                一人で行くのはあまりにも寂しいので泣く泣くあきらめることになりました。。せつねー
                そんなわけなんで大銀魂展は一刻も早く参上したい!
                そして金を惜しまず買い物してショッパーを手に入れたい!

                さて、3月のJ.GARDEN42、無事に申込み完了しました!ギリギリ!
                これに合わせて新刊出す予定にしていたんですが、急遽2月12日のCOMITIAに参加申込みを出したので、さんざん迷った挙句、新刊を前倒しすることになりました。
                約半月も予定が繰り上がったので正直大丈夫かな〜と不安もあったのですが、今月入ってエンジン全開で原稿に取り組んだところ、なんとか下絵はほぼほぼ入れることができました!われながらスゲエ!
                告知通り68ページの本になります。
                なかなかのボリュームですよ準備期間短いわりに。
                ペン入れ作業は年が明けてからガツガツ進めたいと思ってます、が、高3のムスのスケジュール次第というのがもどかしいところ。学校行くかバイト行くかして家を空けてくれたら存分に作業できるんだけどなー(σ´з`)
                表紙とか、形が見えてきたら改めてお知らせします!

                いやーそれにしても今年は漫画いっぱい描いたなーと。
                自分なりにすごく頑張った気がします。
                オフ活動がメインだったので支部の方はちょっと放置状態が続いてしまいましたが、自分としてはやっぱり紙媒体が好きなので積み上がった本を見ると充実感で満たされます(ノ∀`)
                いや在庫の山というんじゃなく、通巻がね。
                少しは上達もしたのかなーと、NAVYを見て思います。ほんの一年ちょい前に描いたものなのに、今ではもう恥ずかしくて正視できない…下手くそでホントごめんなさいっ!って気持ちです。
                来年もたくさん描いてもっともっと上手くなりたいです!
                ちょっと早いけど来年の展望です!

                ☆拍手ポチポチ、RT、いいね、いつもありがとうございます!
                 感謝の気持ちでいっぱいですヾ(๑╹◡╹)ノ"

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                拍手御礼

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                  ども、サンバです。いつもご覧いただきありがとうございます(´∀`)

                  先日、ムスの親友のママさんとLINE交換をしたのをきっかけにクラス保護者のグループに招待されてしまいまして。
                  そういうのは今までできる限り避けてきたんですが、どうしても断る理由が思いつかなくて渋々参加することに。。
                  そしてソッコー後悔しました。ああ。なんだろうこのノリ。
                  ムスたちからも「なんで断らなかったん、アホちゃう?」と罵られました。
                  ほんとアホやったわ、めんどくせえ。
                  最初こそはご挨拶しましたけど、その後はもっぱらロム、既読スルーキャラで通してます(酷ぇ)一部のキャピついたお方にその他の皆さんが大人の対応をしているといった印象。私以外にもロム専の方が数名いらっしゃるのが救い…
                  驚いたのがその一部のママさんたち、子供の遠足の行き先に出かけて行って担任の先生(男)と合流してランチしてきたらしいっすよ。高校生なのに。いや、小学生でもねえわ、遠足ついていくとか。そういうの都市伝説かと思ってたけど実際あるんだ、しかもこんなに身近に、と戦慄を禁じえませんでした。。うわー

                  …のっけから愚痴っぽくて(いや完全愚痴)すみません。

                  ☆拍手ポチポチ下さった方、ありがとうございます!元気の源ですw
                  Iさん>
                  コメントありがとうございます!お返事【RES】に書いておりますw

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                  プロット

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                    和玖とのやり取りを、頭の中で何度も何度も再生する。
                    妄想じゃなかった。和玖は実存した。いや、霊体の場合、実存すると言ってよいのか分からないが、それでも瑛太の作り出した幻でないことだけは確かだ。
                    もうひとつ確かなことは、和玖の言う「好き」が恋愛を意味するということだ。いくら起伏の少ない人生を歩んできた瑛太でも、28年も生きていればそれなりに知識や経験くらい蓄積する。恋愛に関しては過去どれひとつとっても上手くいった試しはない。だが自分がつまらない男だという自覚がある分、相手の機微には敏感だった。
                    和玖の目や声には色があった。友達としての好意には留まらない妖しさが感じられた。なにより、死んで肉体を失ってもなお、自分に会いに来てくれた。こんなに他人に執着されたことなど、過去おそらく未来にもない気がする。深い愛情なくして成立する話ではない。
                    そして自分も。卒業を区切りにリセットされたと思っていた、正体不明の感情。それがなんだったのかを考えることもせず、瑛太は時に流された。時折思い出すことはあったかもしれない。けれど目まぐるしく押し寄せる現実を理由に、思考は停止した。その方が楽だったからだ。同姓に対する複雑な感情なんて、いくら考えたって持て余すに決まっている。ただでさえ他人との関わりには消極的なのに、和玖に対してのわけのわからない感情は、当時の瑛太にとってはテーマが大きすぎた。
                    こんなにも素直に和玖の存在を愛おしいと思えるなんて、随分と成長したものだ。
                    『すっかり大人だよね』と和玖は言った。視線を絡ませるだけでドギマギして胸が一杯になるような、そんな歳ではもうない。気持ちが通じ合ったなら抱きしめたい。抱きしめてほしい。互いの体温を感じたい。
                    去り際、接近した和玖の顔を思い出す。昔と変わらぬ端正な顔立ち。薄く形の良い唇。吸い込まれそうな瞳…。
                    瑛太は体中の火照りを抑えることができなかった。



                    次の日も和玖は現れた。午前2時、どこに何の決まりがあるのか、時刻は正確だった。ただ、瑛太が思いもしなかった事実がそこにはあった。

                    「万見原くんに俺が見える時間は限られてるけど、実を言うと、俺自身はずっとここにいるんだよね」
                    「え…?」

                    思考回路がショートするというのは、こういうことを言うのだろう。瑛太はしばらく言葉が出ず、「こいつは何を言っているんだ?」という目で和玖を見つめた。

                    「つまり、昨夜の万見原くんの、アレ…えっと、一人エッチ…」
                    「わあああ!」
                    「ごめん!やっぱ悪いし、目と耳塞いどこうかなって思ったんだけど、つい見入っちゃって…黙っとくのはさすがにズルいかなって」
                    「し…死にたい…」
                    「ダメだよ、それは」
                    「…わかってる、でも…ああ」

                    瑛太は顔を覆って床に崩れた。人生最大の羞恥だ。

                    「ああいう声出すんだ…すごく、色っぽかったよ。興奮した」
                    「やめてくれ…」
                    「俺も触れたいな、キミに」
                    「和玖…」

                    いつもは柔和な和玖が、ギンとした野生の鋭さを纏う表情に変化する。雄の顔だ。じりじりと瑛太に近づき、頬に触れようと右手を差し出した。
                    スカ。無音を擬音で表現するという矛盾。だがまさに、瑛太の肌には毛ほどの感触もなく、その手は虚しく目の前、というか目の中を素通りした。

                    「予想はしていたけど…やっぱりか」

                    和玖は見ても分かる程に肩を落とし項垂れた。
                    実存はしているが実体はない。こうして奇跡的に視認できているが、そもそもはありえない現象なのだ。瑛太は改めて、和玖は異次元に旅立ってしまったのだという悲しみを自覚した。

                    「触れられないのか…」
                    「そりゃそうだよな…俺、死んでんだもんな…」
                    「こんなにはっきり見えてるのに。声だって」

                    言えば言うほど切なくなる。

                    「霊感強い人間にだと少しは干渉できるらしいけど。ほら、金縛り的な」
                    「俺、そういうの全然あったことない」
                    「…今こうして見えてるのが奇跡なんだよなあ」

                    そんなやるせない会話を続けながら、瑛太の頭にひとつの考えが過ぎる。
                    和玖は「未練」によってこっちの世に繋ぎ止められてると言う。その「未練」がうまく昇華されたとしたら?思い残すことがなくなってしまったら、和玖は成仏してしまうということだろうか。そうなったら今度こそ、和玖はあの世へ逝ってしまう。もう会えなくなってしまう。

                    「そんなのは嫌だ…!」
                    「万見原くん…?」
                    「俺、我慢する…たとえ和玖と触れ合えなくても、ずっとこうして会えるんならそれでいい。1日たったの30分でも、キミに会えるなら俺は…!」

                    感情に任せて叫んだのは生まれて初めてだった。息が切れた。
                    いい大人が駄々を捏ねて、自分でもみっともないと思う。和玖の反応が怖くて顔が見れない。本当は1分1秒でも惜しいのに…。

                    「キミの心配していることが分かった。そうだよね、俺が思いを遂げてしまったら、この奇跡はおしまいってことだよね」
                    「ずっと…そばにいて欲しい…和玖のそばにいたいよ」
                    「俺だってそうだ。でも…」

                    一瞬の間、躊躇して和玖は続けた。

                    「やっぱり、ずっとなんて無理なんだよ」
                    「どうして…」
                    「万見原くんは生きてる。いつまでも死んだ人間を引き摺ってちゃいけない」
                    「俺はかまわない…和玖は俺にとって特別なんだ。やっと分かったのに、またそのキミを失うなんて、きっと耐えられない…」

                    語尾が涙声で上擦った。和玖が悲しそうな目で見つめる。困らせているのは分かっていた。でも、言わずにはいられなかった。

                    「その気持ちで充分だよ。気付いてる?万見原くん。俺、もうだいぶ満たされ始めてる。キミが本心を、えっと、愛情ぶつけてくれて…今、人生で一番幸せな時間を生きてるって気がする。あ、死んでるんだけど」
                    「やめろよ、そんなこと言うの。もっとあるだろ、やり残したこととか、未練とか後悔とか…」
                    「そりゃいっぱいあるよ。でも、俺をこの世に繋ぎ留める程の未練は、万見原くんだった。俺にとってもキミは特別だったんだ。ああ、あの頃に戻って、告白したいな…好きだよって」
                    「俺なんかのどこが…」

                    涙が溢れる。

                    「好きになるのに理由なんかないだろ?でも、きっかけならある。…高1の時の選択授業の時、万見原くん、俺の絵を褒めてくれたんだ。好きだって言ってくれた」

                    記憶をたどる。高1。選択授業。美術の時間──。
                    石膏デッサンだ。美術室の中央に置かれた石膏を囲み、画板を首に引っ掛けてデッサンを取る。真っ白で陰影だけが頼りの石膏をどう表現したらよいものか、消去法で美術を選択したに過ぎない大半の生徒にとっては、実に難解で退屈な授業だった。
                    そして最後は出来上がった絵をそれぞれに批評し合う。ことさら上手い生徒には好評が集中し、評価に値しない作品は触れてももらえない。サディスティックな美術教諭が考えた残酷なシステムだ。
                    中でも和玖のデッサンは独特だった。シンプルだが癖の強い描線。なるだけ写実的に、というテーマからは逸脱した出来栄えで、心無い弄りの対象になっていた。
                    そんな時、瑛太に発言の順番が回ってきた。

                    「ぼくは、和玖くんの絵、好きです。…以上です」

                    あの時、初めて和玖の名前を口にした。2週に1回、2時限だけの、まだ顔も浮かばない程度の繋がりしかなかった頃だ。しかし絵を見て惹かれたのは事実だった。この絵の作者は自分にはないものを持っている。瑛太はただ素直に羨ましいと思った。こんな感性を持っていたら、世の中が違って見えるんだろうな…


                    「あの時、俺のことを好きだと言ってもらえたみたいで、すごく嬉しかった。どんなヤツだろうって、万見原くんのことを目で追ったんだ。それ以来、美術の時間が楽しみでさ、キミに会えると思ったら嬉しくて」
                    「そんなに前から、俺のことを…?」
                    「3年で同じクラスになって、やった!みたいな。声かけるの、勇気いったなあ」

                    揺れるカーテン、暖かい日差しの匂い、和玖の笑顔。あの頃の光景が一斉に胸に押し寄せる。また涙が溢れた。

                    「そろそろ時間だ」
                    「…いやだ」

                    これっきりの予感がした。和玖はもう、消えてしまう。なぜかそんな気がした。

                    「万見原くん、…キスしていい?」
                    「…和玖」

                    瑛太は和玖を見つめながら顎を上げた。ゆっくりと和玖の顔が近づいてくる。こんなに間近で見ても、和玖の顔は端正で美しかった。まるで吐息が触れ合っているような錯覚を覚える。そんなはずはないのに、互いの体温が溶け合うような温もりさえ感じる。和玖に全てを委ねたいという衝動にかられ、思わず目を閉じそうになる。けれど、一時でも目を離してはいけない気がして、震える瞳で和玖を見つめ続けた。
                    唇が重なる。冷たくも温かくもない和玖の唇。それでも今、二人は確かに触れ合っていた。10年越しのファーストキスだった。

                    「ありがとう」と言い残して和玖は消えた。そして灯火が消えるように、瑛太の意識は遠のいていった。


                    地元の高台にある寺院。そこに和玖は納骨されたと聞いた。
                    あれ以来、和玖は現れなくなった。それが真実であり、現実なのだ。和玖はもう、この世の人間ではなくなってしまったのである。
                    道中の商店街で買った仏花を片手に、石階段を上る。碁盤の目のように立ち並んだ墓石が一面に広がり、この中から和玖家を探すのは大変だ、と息をついた時、背後から声をかけられた。

                    「万見原さん、ですね?」
                    「はい、…あ」
                    「和玖の母です」

                    丁寧にお辞儀をされ、「どうもこの度は」と瑛太は慌てて辞令を返した。墓の場所を知りたくて、数日前に和玖の実家に電話をしたのだ。通夜で受け取った会葬礼状に連絡先が記されていて助かった。でなければ、瑛太はここには来られなかった。

                    「こちらです。どうぞ」

                    母親は未だ憔悴から抜けきっていない表情だったが、毅然とした足取りで瑛太を墓前まで導いた。
                    用意した花を手向け、線香を上げ、手を合わせる。
                    (和玖…会いに来たよ)
                    たった3日間の再会、丑三つ時の奇跡。まだ全然話し足りなかったけれど、一番大切なことは伝えられた。思いは一つになれた、はずだ。あれが全て瑛太の妄想でなければ、だが。

                    お参りを終え、腰を上げると、母親が下げていた紙袋を差し出した。

                    「春怜の遺品を整理していたら、出てきたんです。これ…」

                    クロッキー帳だった。かなり使い込んである。表紙の角は擦れてコーティングが剥げ、地の厚紙が覗いていた。和玖の体温が伝わってくるような錯覚に捕らわれる。
                    逸る気持ちで袋から取り出し、断りの言葉も忘れページを捲った。

                    「……」
                    「それ、万見原さんですよね…卒業アルバムを探して、あなたじゃないかって」
                    「……」
                    「持っていてやって下さい…きっと、あの子もそうして欲しいと思うんです」
                    「は…はい…」

                    ようやく一言、頷くのが精一杯だった。
                    深々とお辞儀をして、和玖の母親は去っていった。
                    瑛太は墓の前に崩れ落ちるようにしゃがみこんだ。抱きしめたクロッキー帳は瑛太で一杯だった。すべてが、独特の癖のある描線で描かれた、高校3年間の瑛太のスケッチだった。

                    「和玖…和玖…!」

                    秋を匂わす風の中に、ほんの一瞬、教室の陽だまりを感じた気がした。

                    (END)

                    -------------------------------------------------------------------

                    ども、サンバです。
                    最後まで読んで下さった方、どうもありがとうございます!
                    ありふれた設定ですけど、いつかマンガで描き起こせたらいいな〜なんて。

                    ☆拍手ポチポチありがとうございますwやる気の源です!

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                      会社帰り、瑛太は電車で2駅先にある実家に立ち寄った。
                      一人暮らしを始めて6年になる。2人の弟妹とは歳が10以上も離れていて、家族の話題は専ら手のかかる子供達のことが中心だ。そんな居心地の悪さもあって、就職後しばし生活の安定を見計らってから家を出た。中途半端に近場なのは、あんまり遠いと不便だと母親がゴネたからだ。ちょいちょい顔を出されても困るなと懸念も、家族が瑛太のアパートを訪ねて来たのは引っ越してからすぐの1回だけという拍子抜けで、こんなことならもう少し会社の近くにすればよかったとひどく後悔した。

                      「あらまあ、帰ってくるなら連絡くらいしなさいよ」
                      「ちょっと探し物。すぐ帰るから」
                      「ご飯は?チャーハンくらいならできるけど」
                      「いや、いい」

                      母親との会話もそこそこに、瑛太は2階のかつての自室、今では物置部屋へと向かった。家族それぞれの節目に役割を終えた不用品が次々と運び込まれ、自分が6年前まで過ごした部屋だったという名残もない。
                      手前のガラクタ(にしか見えない)を掻き分け、窓際の学習机にたどり着いた。資格取得のための参考書や使いかけのノートの束、いつか片付けに来ようと思いつつ、ズルズルと6年の月日が経ってしまった。この小さな部屋にせっせとガラクタを仕舞いに来る家族を非難できる立場ではない。
                      瑛太は本棚の端っこに差し込まれた冊子の背表紙を指でなぞるように確認すると、ゆっくりと引き出した。厚さ2センチ程もあるそれはずっしりとした重みを感じた。
                      ビジネスバッグに入れようとしたが入らず、ハンガーにぶら下がっていた誰のかも分からないトートバックを拝借して詰め込んだ。
                      帰り際、母親が他愛もない話を投げかけてきたが、とくに興味を引く話題でもなく、わずか20分の滞在で瑛太は実家を後にした。

                      帰宅すると、コンビニで買った惣菜を広げ350の缶ビールを開けた。一口潤してから、おもむろにトートバッグを引き寄せた。
                      冊子を開くと埃っぽいニオイで鼻の奥がムズムズした。
                      高校の卒業アルバム──。卒業以来、開くのは初めてだった。
                      真っ先に3年8組のページを探す。45人中28人もいる男子生徒の中から、和玖の写真は一瞬で見つけ出せた。色白で整った輪郭、すっきりとした鼻筋、薄めの唇、頬に刺さる鋭い口角。茶色味のある癖っ毛は無造作で、やはり前髪は長いまま瞳の大半を覆い隠していた。
                      『和玖、前髪切ってこいよ』
                      写真撮影の前日、担任が忠告していたのを思い出した。その時の和玖は反抗するでもなく、笑って頷いているように見えた。
                      (結局切ってこなかったのか)
                      まじまじと和玖の顔写真を鑑賞していて気付いた。昨夜の夢に出てきた和玖はこの当時の姿ではない。写真に見られる僅かな少年っぽさが消え、首筋から肩にかけては大人の骨格をしていた。襟ぐりの開いたラウンドネックのシャツを着ていたせいもあるが、高校時代には感じなかった男の色香を漂わせていた。
                      遺影の和玖を見たせいだろうか。しかしそれとも少し違う気がする。
                      ひょっとすると瑛太自身の彼に対する浅ましいほどの想像力が、リアルな近影を作り上げたのかもしれない。そう考え至ると、恥ずかしさのあまり瑛太はじわじわと胃がしぼんでいくような虚脱感に襲われた。

                      アルバムに掲載されている3年時の文化祭ポスター。眠っていた記憶が鮮やかに蘇る。
                      昼休みに入った教室は、学食へ向かう者や思い思いの場所で昼食をとる者が出払い、生徒はまばらだった。瑛太は手洗いから戻ると授業時間と変わらぬ姿勢で着席し、翌日に提出期限の迫ったレポートの課題図書をパンを齧りながら読み始めた。

                      「ねえ万見原くん。ここに入れる文字、縦と横どっちがいいと思う?」

                      持ち主が空けた前方の席にしなやかな動きで滑り込み、声をかけてきたのは和玖だった。B5サイズの裏紙を見せていきなりの相談だった。それには鉛筆で、ざっくりとした構図とラフ絵が描かれてあった。

                      「これね、文化祭のポスター。応募しようと思ってるんだ。採用されたら図書カード3千円もらえるんだぜ。去年も一昨年も応募したんだけどダメだったんだよね」
                      「…そうなんだ」
                      「どっちがいいかな、文字」
                      「和玖くんのいいようにすればいいと思うけど…」
                      「迷っちゃって決められないんだよ。だから万見原くんの言った方にする」
                      「そんな…」

                      ドギマギして顔なんか見られなかった。本のページを押さえる右手と、玉子サンドを握る左手を交互に視線を泳がせながら、小テストの問題が透けて見える裏紙に描かれたラフ画をちらりと見やる。迷いのないシンプルな描線。
                      横、かな。
                      そう言った気がする。

                      採用されたポスターには「3年8組・和玖春怜」の名前が印字されていた。あのラフがこうなるのかと感動した記憶がある。そして横に大きく書かれた文化祭の表題「西都祭」。

                      『万見原くんの言った方にする』

                      あの時の和玖の声が何度も頭の中を行き来する。なにか温かいもので心が満たされ、わけもなく走り出したい気分になった。

                      「万見原くん」

                      記憶の中の和玖よりも少し深めの声が、瑛太の脳みそを揺り起こした。

                      「約束通り来たよ。うたた寝なんかして、風邪ひくぜ?」
                      「和玖…!?」

                      慌てて時計を探し、部屋には時計というものがないことを思い出した。スマホを点灯して時間を見る。夜中の2時。
                      (丑三つ時…)
                      またしても背筋がざわつくようなワードが頭を過ぎった。

                      「今日は泣いてないんだね」
                      「そんな、毎晩泣いてなんかいられないよ…」

                      待てよ、これは夢なのか?
                      テーブルの上には飲みかけの缶ビール、ほとんど手をつけていない惣菜のパック、そして卒業アルバムが開きっぱなしで置かれていた。「起きていた時」の状態そのままだ。
                      こんな少量のビールで正体をなくすほど、瑛太は酒に弱くはなかった。仮に大量の酒を浴びるように飲んだとしても、幻覚や幻聴に惑わされたなんて話は聞いたことがない。
                      浮かび上がりそうになる思考を押さえるように、瑛太は片手で口元を覆った。伸びかけた髭がざらついた。

                      「ようやく気付いたみたいだね」
                      「いや…え…?よく、わからない…」
                      「俺、俗に言う幽霊なんだよね。この世に未練タラタラで逝けなかったヤツ」

                      自らを指差して、冗談交じりに和玖は言った。

                      「うそだろう…?」
                      「俺だって驚いたよ。いつまで浮遊し続けるんだろうって、自分の葬式眺めながら困惑してた。火葬が終わって骨になった自分を見てようやく理解したよ」
                      「ちょ、ちょっと待ってくれよ。俺にはそういう「見える能力」みたいなの全然ないし!」
                      「…通夜に来てくれたろ。10年ぶりに万見原くんを見て…泣きそうな万見原くんを見て、たまらなくなった。その気になればいつでも思いをぶつけられたのに、俺はこの10年、何をやっていたんだって、後悔が怒涛のように押し寄せて。死んだ気になれば傷付くことなんて怖くなかったはずなのに、本当に死んでしまってから気が付くなんて、バカだよなあ」
                      「じゃ、じゃあ、あの、昨夜キミが言ったことは…」
                      「本当だよ。俺は、万見原くんのことが好きだった。あの頃からずっと」
                      「……」
                      「キミが俺を呼んでくれたから…俺、嬉しくて」

                      少し照れたように、和玖は笑った。
                      そうかもしれない。瑛太は昨夜、強い思いで和玖の名を呼んだ。すっかり色褪せてしまった高校時代の記憶の中で、和玖の存在だけが鮮明だった。特別だった。それがどういう意味のことなのか、分からないまま和玖を欲した。そのなりふりかまわず放った思いが、逝こうとしていた和玖に絡みついたのかもしれない。淡かった想いが年月を経てくっきりと形を成し、互いの存在を認めた時、惹き合わずにはいられなかったのだ。

                      「和玖…くん」
                      「あ、今さらクン付け?いいよ、呼び捨てで」
                      「や、あの、キミはじゃあ、俺が作り出した幻とかじゃなく、キミ自身ってことなの?」
                      「そうだよ、死んだ時のままの姿だ。着てる服もその時のやつ」
                      「じゃあ、28歳の和玖と俺は喋っているのか…」
                      「そうだ、俺ら同い年だ。すっかり大人だよね」

                      実際には会うことのなかった10年後の和玖と、今こうして向かい合って話している。瑛太はただ単純に嬉しくて、胸が締め付けられそうになった。目元がじわっと熱くなる。慌てて下を向いた。涙もろい奴だと思われたくなかった。

                      「万見原くん…」

                      呼び掛けられ、視線を上げると和玖の顔がそばにあった。まるでこれは…そう察した時、

                      「ごめん、タイムリミットだ。消える」

                      蝋燭の灯が消えるように、和玖は姿を消した。
                      2時半、ちょうど丑三つ時から次の刻へと移り変わる瞬間だった。

                      (つづく)

                      ----------------------------------------------------------

                      ☆拍手たくさんありがとうございます!!ヾ(*´∀`*)ノ

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